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なぜ、政治家を志すのか
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「子供の人生は、親の年収で決まってしまうのではないか?」
15歳の時、そんな疑問を抱くようになりました。父の転勤で、東京(足立区)・群馬(太田市)・神奈川(川崎市)・
埼玉(さいたま市)とさまざまな地域で暮らし、それぞれの地で
素晴らしい友人たちに出会いました。
けれど、経済的な理由で、高校を中退せざるを得なかった友人、
あるいは大学進学を断念した友人の姿を目の当たりにし、
個人が本来の力を発揮できない社会に強い問題意識を持つようになりました。20歳の時、本物の政治家に会いました。
「いつか自分も一緒に社会問題に取り組みたい。」という夢を抱きました。
テレビで見る政治家とは違い、社会を良くしようと日々頭を悩ませ、
一歩でも前に進めようと努力する議員が大勢いることを知りました。
彼らは、人生で初めて接する「本気の大人」であり、将来の目標となりました。24歳の時、秘書を務めてそのまま政界入りしようと考えていました。
しかし、ある議員から「政治は税金の分配であり、納税の重さを知るべきだ。
5年間サラリーマンとして働き、それでも政治を志すならば、その時は力になる」
と助言を受け、就職活動を開始しました。
さまざまな分野の事業に関わり視野を広げ、外国人とも真剣勝負したいと思い、
総合商社を志望しました。将来的な政治への想いを面接で伝えると、
「どんな道に行こうとも、当社出身者として恥ない立派な人間となればよい。」
と快く受け入れていただいたことに今も感謝しています。28歳の時、フランスに駐在し、初めて外国人になりました。
留学先のビジネススクールでは、欧州のみならずアフリカからも
熱心な学生が参加しており、活発な議論を繰り返しました。
文化を超えて互いに分かり合うこと、思いやることは簡単ではありませんが、
多様な個々人が織りなす賑わいと力強さには、それ以上の魅力があります。33歳の時、第一子を授かりました。
政治は今生きている人だけのものではありません。
子供や孫には、より豊かな社会で生きて欲しい。
ひとりの大人として、使命感を覚えました。
「他人事として社会や政治を批判するのではなく、自分自身が渦中に飛び込み、
正しいと信じる社会の実現に挑戦すべきではないか?」私は、50年先を見据え、行動する政治家になります。
きたじょう智彦の基本政策
Ⅰ.経済政策
日本経済の6割を支えているのは、国民一人ひとりの消費です。あなたの生活を守り、あなたを元気にすることが、日本を元気にする一番の経済政策です!
1.消費税廃止へ。先ずは5%減税で野党が一致団結する。
・「増税分は、全額社会保障充実の財源とする」とした三党合意は、安倍政権により反故されています。日本経済のメインエンジンである個人消費を伸ばすためにも、消費税は段階的に廃止。
2.上げるべきは賃金であり、あなたが自由に使える所得です。
・全国一律、最低賃金1,500円。同時に、中小企業への支援実施します。
・労働者派遣法を専門職に限定するなど、抜本的な見直しを断行します。
・正社員化を進める中小企業に対して、社会保険料の減免処置を導入します。
・保育士・介護士の待遇・給与改善、公務員化を進めます。
3.若者・子育て支援は、使った税金の2.4倍の経済効果!
・ 子ども手当の増額と所得制限の撤廃。特に、ひとり親家庭への支給額増と期間の延長。
・「保育の質」を保つため、待機児童ゼロを先ず実現。その後、幼児教育の無償化を段階的に実施。子どもの命を守るために、この順番が大切です。
・給付型・無利子奨学金の拡充。過去の有利子奨学金の利子を国が補填します。
4.老後の安心は経済成長の起爆剤
・1800兆円の個人金融資産、この大半を高齢者の方が保有しています。医療・介護・年金に対する不安を軽減することで、消費の拡大に繋げます。
5.公共サービス・公共の資産は国が守ります。
・ストップ民営化!民間企業が行ったら儲からないから、公共サービスが存在します。病院や水道事業など、公共性の高い事業は国と地方自治体で設備の更新から運営まで責任を持ちます。
・ここ20年間で、公共投資が半分以下に削られました。現政権はさらに予算を削減しています。災害時の避難場所にもなる学校、老朽化した道路などの設備更新・メンテナンスを進めます。
Ⅱ.財源と税制の見直し
1.不公平な税制の見直し
・富裕層を対象にした所得税の累進性強化、大企業にも中小企業と同等の法人税負担を求めます。また、株式の売買などで得た金融所得に対する課税の強化。
2.新規国債の発行
・日本や米国、中国などの独自通貨を発行する国が財政破綻することはありません。一方で、私たちの消費や企業・政府の投資が増えれば、インフレになります。他の先進国と同水準である2%程度のゆるやかなインフレ率に達するまで、柔軟に国債発行を行います。
Ⅲ.安全保障: 刀を抜かないために、刀と技を磨く。
刀とは防衛力、技とは「平和外交」と「シビリアンコントロール」を意味します。これが私の基本的な安全保障の考え方です。我国の置かれた状況は大変厳しく、安易な防衛費削減に反対します。日米同盟を基軸に、長期的に不平等な日米地位協定の改定に取り組みます。
Ⅳ.カラフルで優しい社会を実現する
特定の生き方だけを良しとする社会は窮屈です。SOGI(好きになる性別(性的指向)・自分の性別のアイデンティティ(性自認)の違いや障がいの有無、シングルから大家族といった生活の在り方など…。誰しも実に様々な人生を歩んでいます。そんな多様な生き方や決断を尊重し合える社会へ。
「仕方がない」と蔑ろにされがちな少数者の人権を尊重し、多様な価値観を認める平等な社会を推進します。
Ⅴ.憲法
「憲法は権利の濫用を防止する」という立憲主義の理念を守ります。
9条に代表される平和憲法の理念を守りつつ、未来志向の議論を進めます。